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2019.12.13 Friday

愛する人との別れ。

今年は高齢女性の死が多かった。

 

いずれもご主人を残しての最期であったが、残された男性のその後は

 

いかにも哀れで言葉をかけることも、みていることも辛いものがある。

 

特に独居となってしまった家庭を持つ男性からは容易にそのつらさが伝わってくる。

 

共に支え合いながら生きてきた晩年の別れに、「生きていても仕方がない」。と

 

言われると、どう答えてよいのか言葉に詰まってしまう。

 

 

昨日、お紐解き(ご法名を永代経軸に書き入れ、法要を勤める)を執り行いましたが、

    ひもと

その際およそ一年前に奥さんを亡くされたある男性に参詣していただきました。

 

その方が今日再びご来寺いただいたのです。

 

年会費を持ってきていただいたようなのですが、現在のご自分の心境を述べられた中で、

 

昨日の私の短い法話に心を留めていただいたところがあったようで、「少し前向きに生きる

 

ことにしました」。とおっしゃってくださいました。

 

 

今までは仏法を聞く機会のご縁があったにもかかわらず、ついつい見逃してみた私ですが、

 

これからは永代経のお勤めや報恩講にもお参りさせていただきたいとおっしゃってくださいました。

 

住職としてとてもうれしいお言葉をいただくことができました。

 

毎週金曜日に開いている茶話会にもぜひお越しくださいとお誘いしておいたことです。

 

 

亡くなられた方から届けられる声を聞いていく歩みこそが、その人と共に生き生きていくことに

 

なるのだと思います。確かに現実的なさみしさは拭い去ることはできないかもしれませんが、

 

死者と共に生きることは、仏法に照らし合わせて生きることともなり、今までと異なる

 

新たな歩みが開かれてくるものだと信じています。

 

 

愛別離苦とは逃れられない人生苦ですが、愛する人との出会いを仏法を通して

 

確かめていただきたいものです。

 

 

 

 

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