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2020.10.13 Tuesday

中高年の引きこもり

近年中高年の引きこもりが社会的な問題になってきている。

 

どういう状況を引きこもりと捉えるのかもよく分からないが、

 

全国ではおよそ61万人にも上るという。

 

今はコロナ禍の中、ますますこうした問題は膨らみ続けるような気がしてならないのである。

 

人と関わらない簡略化されたライフスタイル、効率だけが重んじられる世の中にあっては

 

生きずらい世の中になってきたからだ。

 

軽率には言えないことだが、深い悩みや苦しみを抱えて生きていらっしゃる人が多いのではないか、

 

そう思うのである。

 

誰かそっと寄り添っていける「信頼できる他人」の存在が必要なのではないだろうか。

 

 

これからの時代、誰もが可能性がある事態として認識しておかなければならない重い問題なのではないか。

 

決して特別の事ではないだろう。

 

 

かつて私自身も最悪の青春時代を送ってきた一人で、人生の意味を見失ったことがある。

 

戦後のベビーブームの頂点だと言える昭和22年生まれは常に競争社会で苦しみ生かされてきた。

 

特に嫌な思い出ばかりが蘇ってくるのは中学時代である。成績の1番から最下位までの順位付けされ、

 

補習のクラス分けも成績でしっかり分けられていた。いつも最下位に近いものは、それが自分の人間

 

としての価値のすべてだと思い込んでしまうような生き方しかできなかったように思う。

 

人間って何だろう。何をしに生まれてきたのだろう、そんなことばかりを考えていた時期があった。

 

ただ比較と、競争の中で生きさせられた暗い人生でしかなかったように思う。

 

よく道を外しそうになったこともあったが、両親、兄弟を悲しませたくないという思いも同時に強かった

 

ことから大きな渦に巻き込まれながら不甲斐なく生きてきたように思う。

 

結局は勇気がなかっただけの事だったのだろうが、何か今思うとどこか悔しさが残っている。

 

 

そう思うと私には引きこまざるを得ない人たちの思いも分かるような気がしてくるのである。

 

それは現代社会へのささやかな抵抗でもあり、未来社会に向けての警告としても受け止められて

 

くるのである。

 

きっとご本人たちもこれではいけないと思われながらも、どこかで生きづらい深い心の闇を

 

抱えて生きていらっしゃるのだと、そう思えてくるのである。

 

だれかが彼らの心に寄り添いがら、新しい人生の人生が踏み出せる縁となってくださることを

 

願うばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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